利府の公園にある、蒸気機関車と電気機関車の来年3月までに撤去解体の方針が町から示され、町民ら有志が保存を訴えて活動を始めています。
ELは1950年代半ばにJR仙山線(交流電化発祥の地)で行われた交流電化試験の、試作機4両のうち唯一現存する車両です。試験で得られた技術が、その後の鉄道の高速化・新幹線の開発にも寄与しました。
記事最後には、「町には新幹線の車両基地もあり、鉄道をテーマに将来像を描ける。歴史の重みが伸び行く町をより輝かせるはずだ。」とあります。
貴重な近代化産業遺産、是非、後世に伝えられるよう保存の方法を考えられたらと思います。