本日2月16日、宮城県は誕生から150年を迎えます。
関連して東北大の平川新・名誉教授(日本近世史)の河北新報社インタビュー記事が15日に掲載されました。
宮城、東北を巡る後ろ向きな歴史評価に異を唱え。戊辰戦争での敗戦、食糧や人材の供給基地の側面に焦点を当てた「対中央従属論」を外から押し付けた、上から目線のワンパターンな解釈」と指摘。「今回の節目を機に、未来が見える歴史解釈を共有してほしい」と訴えました。
【インタビュー内容】
*150年で培われた県民の精神風土をどう見るか。
*「食糧供給基地」が、時に後ろ向きな文脈で説明される。
*知らないうちに刷り込まれている、と。
*どのような再評価が必要か。
のインタビューに応えられた記事が掲載されています。
最後に「郷土愛がないと、地域は元気にならない。大人も子どもも『こんな歴史があったのか』と学び直すことで、さらに地域への愛着が湧く。
地元の人が誇りを持てば、UターンもIターンも増える。宮城県誕生150年は、元気が出る歴史解釈を共有する契機でもある」と結ばれていてました。
感じることが多い内容で、詳細は16日の特集に掲載されるとのことです。
是非、ご覧いただければと思います。