白沢カルデラプロジェクト実行委員会の 第2回歩こう会「戸神山」より外輪山の眺望を東北大学理学博士の高嶋礼詩教授や平川新会長等にも参加をいただき総勢11名で開催いたしました。
少し風はありましたが、天気は良く。途中、地質が露頭している箇所では、先生のミニ講座もあり、火山岩の分類と性質、白沢カルデラ(800~650万年前の活動)・深野カルデラ(650~450万年前?の活動、戸神山はその一部)についてや、カルデラとは?など、みなさん興味津々で色々ご質問をされておりました。何より現地で実際に地層や岩石を見ながらのお話なので大変勉強になりました。戸神山の由来は、尖りと神が宿る山の意味から来ていると言われ、固い玄武岩質マグマや安産岩質マグマが浸食されず尖がった形になったことが今回先生の話を聞いて理解できました。
白沢カルデラ全貌が俯瞰できる位置にあり、広瀬市民センターから車で約15分位と近く、山頂まではゆっくり歩いて1時間30分程度、案内標識もしっかり整備され、山頂からは白沢カルデラや錦ケ丘団地、愛子方面、仙台市街まで見通せて、なかなか素晴らしい展望の山でした。
次回6月は、熊ヶ根の広瀬川の地層を調査予定です。
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■開催日時:令和3年5月10日(月)9:00_12:00解散
■集合場所:国道457号、水道管理入口(鉄扉あり)前集合(4~5台駐車可)
■予定コース : 戸神山登山(往復約3時間)
■参加者: 11名(敬称略)
高嶋教授、高橋会長ご夫妻(白沢カルデラPJ実行委員会会長)、平川会長、
遊佐、菅井、瀧原、阿部、須藤、只野、横山
■問合せ先:事務局・瀧原昇 携帯090-2023-6748